よもやま話

YOMOYAMABANASHI

愛犬の食事カロリーの計算方法と管理のポイント

~愛犬に長く健康でいてもらうために~

自分の愛犬が一日どれくらいごはんを食べたら良いのか、意外と分からずにともに生活を続けているご家族も多いようです。愛犬に必要なカロリーを把握することの必要性や、どうやってカロリーを計算するかについて、DC one dishの獣医師、岩切裕布先生にお聞きしました。

人間でも生活習慣を改善していきましょうという風潮から、自分の一日の必要カロリーを管理される方も増えてきましたね。愛犬でも全く同じで、一日に必要なカロリーをしっかり摂る、またはそれ以上にカロリーを摂りすぎないようにすることは、健康を維持するうえでとても大切なことなのです。でも、実は愛犬のカロリーの管理はとても難しいのです。

例えば人であれば、「少々」や「ひとまわし」「ひとかけ」などの感覚的な量で調理しても問題はありませんが、これらの曖昧さは、小動物にとっては大きなリスクになりかねません。

例えば、体重1kgの子が1日に必要とするカロリーが約100kcalです。1日2回1食あたりの脂質がたったの1g増えるだけで、1日に摂取するカロリーが18%増加してしまいます。

愛犬の食事カロリー管理のイメージ

愛犬の必要カロリーは何で決まる?

愛犬のごはん量を計算するための必要カロリーは、一般的に次のような要素をもとに考えられます。

  • 年齢
  • 体重
  • 体型
  • 活動量
  • 避妊・去勢手術の有無

たとえば、同じ体重の愛犬でも、活動量が多い子と少ない子では必要なカロリーが変わります。
また、体型が普通から太り気味に変わった場合は、必要カロリーが減少し、ごはんの量を見直す必要が出てきます。
避妊・去勢手術後に太りやすくなることがあるのも、必要カロリーが変化するためです。
そのため、手術後も以前と同じ量のごはんを続けるのではなく、愛犬の状態に合わせて食事量を調整することが大切です。

愛犬のごはん量の計算方法|RERとMERで適正カロリーを考える

愛犬のごはん量を考えるとき、まず目安になるのが1日に必要なカロリーです。
カロリー計算では、RERという考え方が使われることがあります。

RERとは、Resting Energy Requirementの略で、日本語では安静時エネルギー要求量と呼ばれます。
これは、愛犬が安静にしている状態で必要とする基本的なエネルギー量の目安です。

一般的に、RERは次の式で計算されます。

RER = 70 × 体重kgの0.75乗

たとえば、体重5kgの愛犬の場合、RERはおよそ234kcalです。

ただし、実際に1日に必要なカロリーは、RERそのものではありません。
年齢、活動量、避妊・去勢の有無、体型、健康状態などに応じて、RERに係数をかけて考えます。
これを、MER、つまり1日の維持エネルギー要求量として考えます。

計算式で考えると、次のようになります。

1日の目安カロリー(MER) = RER × 活動係数

ただし、この計算で出る数字は、あくまで目安です。
実際に必要なカロリーは、個体差が大きくあります。
同じ体重、同じ年齢でも、太りやすい子もいれば、たくさん食べても体重が増えにくい子もいます。
そのため、計算で出したカロリーをそのまま固定するのではなく、体型や体重の変化を見ながら調整していくことが大切です。

RER係数の目安|年齢・活動量・避妊去勢で変わる必要カロリー

RERにかける係数は、愛犬の状態によって変わります。
以下は、愛犬のごはん量を考えるときの一般的な目安です。

この表は、あくまでスタート地点です。

実際には、愛犬の体型、便の状態、食欲、体重の増減を見ながら、ごはん量を微調整していきます。

たとえば、同じ「避妊・去勢済みの成犬」でも、よく運動する子と、室内でゆっくり過ごす子では必要なカロリーが変わります。
また、シニア犬では、活動量が減る一方で、筋肉量の維持に配慮したいケースもあります。

表の係数は「正解」ではなく、愛犬の状態を見るための出発点として活用しましょう。

無料フード診断「Buddy LOG」で必要カロリーを確認しよう

愛犬の体重や体型が変わるたびに、必要カロリーを自分で計算し直すのは大変です。

愛犬の1日の適正カロリーが気になる方はぜひ、Buddycareの[無料フード診断]「愛犬手帳Buddy LOG」をご活用ください。

「愛犬手帳 Buddy LOG」では、登録された愛犬の状態をもとに、必要カロリーを自動で計算できます。
年齢・体重・活動量など、愛犬の適正カロリーを正確に把握していただけます。

マイページから必要カロリーを確認できるため、毎日のごはん量を調整する目安として活用できます。
体重を測ったとき、体型が変わってきたとき、避妊・去勢手術をしたときなどは、Buddy LOGに記録して、愛犬に合ったごはんの量を見直してみてください。

おやつは1日に必要なカロリーの10%まで

カロリーコントロールを曖昧にしてしまうと、体重管理がうまくいかなかったり、時に膵炎などの重大な疾患を引き起こす原因になったりすることがあります。

そこで皆さまには、愛犬に必要なカロリーがどれくらいなのか、しっかり把握をして頂き、必要カロリーに合わせてごはんやおやつをあげて頂きたいです。

なお、おやつのあげすぎには注意が必要です。おやつだけで必要な栄養バランスを満たすことは難しいため、おやつは1日に必要なカロリーの10%までにおさえましょう。

ごはんのカロリー = 三大栄養素 × 係数

ごはんのカロリーは、ごはんに含まれる「たんぱく質量」、「脂質量」、「炭水化物量」に、係数を掛けることで算出します。

Buddy FOODは人間食と同じ食材を使用しているため、人の食品と同じカロリー係数を使用して計算しています。是非、今後、自分で作ったおやつをあげたり、食材などをトッピングしたりする際のご参考にもしてみてくださいね。

いかがでしたか?
愛犬の健康管理においてとても大切な「カロリーの把握」。ぜひ1度、無料フード診断で、愛犬の適正カロリーを把握してみてくださいね!

FAQ

Q1. 愛犬の適正カロリーはどう計算しますか?

A. 目安として、まずRER(安静時エネルギー要求量)を計算し、年齢、活動量、避妊・去勢の有無、体型などに応じた係数をかけてMER(1日の維持エネルギー要求量)を考えます。ただし、計算結果はあくまでスタート地点です。実際には、体重や体型の変化を見ながら調整することが大切です。

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最終更新日:2026年10月30日

愛犬の食事カロリーの計算方法と管理のポイント

~愛犬に長く健康でいてもらうために~

自分の愛犬が一日どれくらいごはんを食べたら良いのか、意外と分からずにともに生活を続けているご家族も多いようです。愛犬に必要なカロリーを把握することの必要性や、どうやってカロリーを計算するかについて、DC one dishの獣医師、岩切裕布先生にお聞きしました。

人間でも生活習慣を改善していきましょうという風潮から、自分の一日の必要カロリーを管理される方も増えてきましたね。愛犬でも全く同じで、一日に必要なカロリーをしっかり摂る、またはそれ以上にカロリーを摂りすぎないようにすることは、健康を維持するうえでとても大切なことなのです。でも、実は愛犬のカロリーの管理はとても難しいのです。

例えば人であれば、「少々」や「ひとまわし」「ひとかけ」などの感覚的な量で調理しても問題はありませんが、これらの曖昧さは、小動物にとっては大きなリスクになりかねません。

例えば、体重1kgの子が1日に必要とするカロリーが約100kcalです。1日2回1食あたりの脂質がたったの1g増えるだけで、1日に摂取するカロリーが18%増加してしまいます。

愛犬の食事カロリー管理のイメージ

愛犬の必要カロリーは何で決まる?

愛犬のごはん量を計算するための必要カロリーは、一般的に次のような要素をもとに考えられます。

  • 年齢
  • 体重
  • 体型
  • 活動量
  • 避妊・去勢手術の有無

たとえば、同じ体重の愛犬でも、活動量が多い子と少ない子では必要なカロリーが変わります。
また、体型が普通から太り気味に変わった場合は、必要カロリーが減少し、ごはんの量を見直す必要が出てきます。
避妊・去勢手術後に太りやすくなることがあるのも、必要カロリーが変化するためです。
そのため、手術後も以前と同じ量のごはんを続けるのではなく、愛犬の状態に合わせて食事量を調整することが大切です。

愛犬のごはん量の計算方法|RERとMERで適正カロリーを考える

愛犬のごはん量を考えるとき、まず目安になるのが1日に必要なカロリーです。
カロリー計算では、RERという考え方が使われることがあります。

RERとは、Resting Energy Requirementの略で、日本語では安静時エネルギー要求量と呼ばれます。
これは、愛犬が安静にしている状態で必要とする基本的なエネルギー量の目安です。

一般的に、RERは次の式で計算されます。

RER = 70 × 体重kgの0.75乗

たとえば、体重5kgの愛犬の場合、RERはおよそ234kcalです。

ただし、実際に1日に必要なカロリーは、RERそのものではありません。
年齢、活動量、避妊・去勢の有無、体型、健康状態などに応じて、RERに係数をかけて考えます。
これを、MER、つまり1日の維持エネルギー要求量として考えます。

計算式で考えると、次のようになります。

1日の目安カロリー(MER) = RER × 活動係数

ただし、この計算で出る数字は、あくまで目安です。
実際に必要なカロリーは、個体差が大きくあります。
同じ体重、同じ年齢でも、太りやすい子もいれば、たくさん食べても体重が増えにくい子もいます。
そのため、計算で出したカロリーをそのまま固定するのではなく、体型や体重の変化を見ながら調整していくことが大切です。

RER係数の目安|年齢・活動量・避妊去勢で変わる必要カロリー

RERにかける係数は、愛犬の状態によって変わります。
以下は、愛犬のごはん量を考えるときの一般的な目安です。

この表は、あくまでスタート地点です。

実際には、愛犬の体型、便の状態、食欲、体重の増減を見ながら、ごはん量を微調整していきます。

たとえば、同じ「避妊・去勢済みの成犬」でも、よく運動する子と、室内でゆっくり過ごす子では必要なカロリーが変わります。
また、シニア犬では、活動量が減る一方で、筋肉量の維持に配慮したいケースもあります。

表の係数は「正解」ではなく、愛犬の状態を見るための出発点として活用しましょう。

無料フード診断「Buddy LOG」で必要カロリーを確認しよう

愛犬の体重や体型が変わるたびに、必要カロリーを自分で計算し直すのは大変です。

愛犬の1日の適正カロリーが気になる方はぜひ、Buddycareの[無料フード診断]「愛犬手帳Buddy LOG」をご活用ください。

「愛犬手帳 Buddy LOG」では、登録された愛犬の状態をもとに、必要カロリーを自動で計算できます。
年齢・体重・活動量など、愛犬の適正カロリーを正確に把握していただけます。

マイページから必要カロリーを確認できるため、毎日のごはん量を調整する目安として活用できます。
体重を測ったとき、体型が変わってきたとき、避妊・去勢手術をしたときなどは、Buddy LOGに記録して、愛犬に合ったごはんの量を見直してみてください。

おやつは1日に必要なカロリーの10%まで

カロリーコントロールを曖昧にしてしまうと、体重管理がうまくいかなかったり、時に膵炎などの重大な疾患を引き起こす原因になったりすることがあります。

そこで皆さまには、愛犬に必要なカロリーがどれくらいなのか、しっかり把握をして頂き、必要カロリーに合わせてごはんやおやつをあげて頂きたいです。

なお、おやつのあげすぎには注意が必要です。おやつだけで必要な栄養バランスを満たすことは難しいため、おやつは1日に必要なカロリーの10%までにおさえましょう。

ごはんのカロリー = 三大栄養素 × 係数

ごはんのカロリーは、ごはんに含まれる「たんぱく質量」、「脂質量」、「炭水化物量」に、係数を掛けることで算出します。

Buddy FOODは人間食と同じ食材を使用しているため、人の食品と同じカロリー係数を使用して計算しています。是非、今後、自分で作ったおやつをあげたり、食材などをトッピングしたりする際のご参考にもしてみてくださいね。

いかがでしたか?
愛犬の健康管理においてとても大切な「カロリーの把握」。ぜひ1度、無料フード診断で、愛犬の適正カロリーを把握してみてくださいね!

FAQ

Q1. 愛犬の適正カロリーはどう計算しますか?

A. 目安として、まずRER(安静時エネルギー要求量)を計算し、年齢、活動量、避妊・去勢の有無、体型などに応じた係数をかけてMER(1日の維持エネルギー要求量)を考えます。ただし、計算結果はあくまでスタート地点です。実際には、体重や体型の変化を見ながら調整することが大切です。

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