ロングインタビュー

LONG INTERVIEW

株式会社クオリティミート様
インタビュー

Buddy FOOD #03や、BuddyTREATsで使用する豚モモ・豚ハツを加工していただいている、株式会社クオリティミート取締役部長の田代さんにお話を伺いました。株式会社クオリティミートさんは、グループ全体で、豚の生産から加工・販売までを一貫して行っている鹿児島県鹿児島市の会社です。

Q 最初に、株式会社クオリティミートさんの加工に当たってのこだわりを教えてください。

徹底した衛生管理と温度管理が当社の特徴です。

まず、衛生面についてですが、施設全体でISO22000を取得しています。加工場に限定した取得であっても、導入している企業はまだ多くはない中、農家さんからの受入れ以降、全てを含む施設全体で取得していることは非常に稀で、会社全体として、衛生面の意識向上につながっていると思います。また、受入から出荷まで、一切外気に触れない導線で作業を行っています。加えて、スタッフの衛生状態も厳しく管理しており、通常は、2ヵ月に1回の検便というのが一般的ですが、当社では1ヶ月に1回実施することで、衛生的な現場維持に努めています。

次に温度管理ですが、加工工程の始まりから終わりまで、肉の温度を3度以下に保って作業することで、菌の繁殖を抑えています。作業に時間がかかればかかる程、温度が上がってしまうことになりますので、作業ラインに滞留させず、如何に早く流すか、という事が重要になってきます。その為、スタッフの加工技術が重要になってくるわけですが、当社のスタッフは勤続年数が長い熟練のスタッフが多く(中には20年以上の社員の方も!)、短時間での加工を可能にしているのです。

これらの衛生管理・温度管理の徹底により、一般的には賞味期限が10日程のところ、当社の製品では2週間確保することが可能となっています。


田代取締役部長


加工センターでの作業

Q 当社製品で使用させていただいている豚もも・豚ハツについて教えてください。

A Buddy FOODやBuddyTREATsで使用している主要(※)な豚もも・豚ハツは、鹿児島県産の「 甘熟豚 南国スイート」を使用しています。 甘熟豚 南国スイートの特徴は、育て方。低タンパクの飼料で、通常よりも長い期間(7ヶ月。通常は半年)をかけてゆっくりと育てることで、豚に負荷がかからず、味に深みが出て、脂質を押さえることができます。最も肉質がいいとされる“上規格”サイズの大きさにすることや、飼料にパイン粕を加えることにより、甘みや香りが強いのが特徴です。
※一部、脂質量が低い事が特徴の、鹿児島県産の白豚を使用しています。
また、契約農家さんを、必ず月に1回は飼料メーカーさんと一緒に訪問し、生育の状態などについて情報交換をしています。単純な「取引」関係ではなく、生産者と一丸となった「取り組み」こそが、上質で均質な状態の維持に繋がると考えています。カミチクグループには、牛の生産・加工で長年培ってきたノウハウが蓄積されており、それらグループ全体としてのシナジーを活かし、生産を行っています。

Q 今後のビジョンについてお聞かせください。

A 10期目に入った当社ですが、今後は今以上に、直接お客様に製品を届けられる体制を作っていきたいと考えています。直接つながることによって、お客様の声を直に受け止めることができるようになり、また、農家さんの想いやこだわりを、お客様に直接お届けすることも可能になります。


田代取締役部長と、お話を伺うBuddycare原田

Q Buddy FOODやBuddyTREATsを購入される方にメッセージをお願いします。

A Buddy FOODやBuddyTREATsに使用しているお肉も、他の製品と同様、人が食べるものと全く同じお肉です。当然ながら、人が食べても安全でおいしいお肉です。スタッフ一同、一生懸命作っています、ぜひ、安心して食べさせてあげてください!


田代取締役部長と