よもやま話
YOMOYAMABANASHI
バディフードは、「フレッシュフード」と呼ばれるジャンルのごはんです。
まだまだ新しいジャンルなので、ウェットフードと似たようなものだと勘違いされてしまうことがあります。
しかし、実はフレッシュフードは、従来のドライフードだけではなく、ウェットフードとも大きくコンセプトが異なる製品です。
今日はそのあたりを、もう少し詳しくご説明したいと思います。
これまでのドッグフード=ドライフードとウェットフード
フレッシュフードの特徴を理解するためには、ドッグフードとして一般的にイメージされるドライフードやウェットフードについて先に整理したいと思います。
ドライフードは、粉状またはペースト状にした原料を専用の機械に投入し、およそ140度の高熱で加熱・加圧・成型したものを乾燥させたあと、最後に風味付け等のために油を吹き付けるのが一般的な工程です。比較的安価に手に入る・常温保存ができる・簡単に給餌できる、といった点で人にとって便利なのがメリットです。
ウェットフードは、原料となる肉などを加熱した後に、骨などの食べられない部分を取り除き、缶詰やパウチなどに充填し、加熱殺菌することが多いようです。ドライフードと同様に、常温保存できる・簡単に給餌できるというメリットはそのままに、ドライフードよりも風味や水分が残っています。金額はドライフードよりも高額なものが多くなります。
ドライフードもウェットフードも、長く利用されてきた歴史があり、飼い主からの信頼も厚いごはんです。
一方で、一部のドライフードやウェットフードでは、以下のような課題も指摘されています。
-
長期保存や品質維持のために添加物(防腐剤・増粘剤等)が使用されることがある
-
使用原料や製造方法の面では不透明なケースがある
-
高熱で処理することで、素材そのものの栄養素が壊れやすい
一方、「フレッシュフード」とは?
フレッシュフードは、2014年ごろにアメリカで誕生したと言われています。
以来、取り扱い企業数や利用者は年々増え、現在、フレッシュフードは米国におけるドッグフードの売上の20%以上を占めるとのデータもあります。
このように、米国においては市民権を得ていると言って過言ではないフレッシュフードですが、その定義はというと、アメリカでも明確に定まっていないのが現状です。
米国の大手フレッシュフード会社であるNomNom社では、以下の要件を満たす愛犬用の食事を、フレッシュフードと定義しています。
-
使用される保存料や添加物が少ない
-
保存料が少ないため、冷凍または冷蔵で保管される
-
加工が最小限で、使用した食材が判別できる
-
人間にとって馴染みのある食材を使用する
私たちなりに、ドライ/ウェットフードと、フレッシュフードは以下のような違いがあると考えています。
バディフードの強みは、端的に言えば、透明性が比較的高く、保存料等の添加物が含まれていないことが挙げられると思います。
また、食材そのものの風味が強いことから、一般的に食いつきが非常に良いと言われます。
フレッシュフードの、日本での現状とこれから
さて、フレッシュフードの特徴について色々と説明させて頂きましたが、では肝心の日本での普及状況というと、残念ながら、フレッシュフードについて「聞いたこともない」という方が大半という状況です。
日本で初めてフレッシュフードの会社が出てきたのが2019年前後、米国に遅れること5年です。
今はまだ普及しているとは言えないジャンルの食事ですが、米国では約10年弱かけて市場の20%を占めるほどになったことから、日本でも今後数年で広く普及していくごはんではないかと当社は考えています。
まったく新しいジャンルとして、飼い主たちの選択肢に
フレッシュフードが普及する最大の意義は、愛犬たち、そして飼い主たちに、ごはんについての新しい選択肢が提供されることだと考えています。
従来のドライフードやウェットフードにも、長持ちする、便利に利用できる、比較的安価である、といった、長く続けていく上での優れたメリットがあります。
ただ、以下のようなお悩みをお持ちの飼い主様は、是非一度、愛犬にフレッシュフードを食べさせてみてはいかがでしょうか?
-
人間から見て、より透明性の高い食材・調理工程で作られたごはんを食べさせてあげたい
-
安全な食材で食べさせてあげるためにフードを手作り・またはチョイ足ししているが、手作り・チョイ足しだと栄養バランスが整わないのが気になっている
-
ドライフードやウェットフードだと食いつきが悪い
-
自然と水分を摂れるごはんを探している
フレッシュフードが、皆さんにとって選択肢の一つとなるよう、私たちも引き続き努力していきます。
バディフードは、「フレッシュフード」と呼ばれるジャンルのごはんです。
まだまだ新しいジャンルなので、ウェットフードと似たようなものだと勘違いされてしまうことがあります。
しかし、実はフレッシュフードは、従来のドライフードだけではなく、ウェットフードとも大きくコンセプトが異なる製品です。
今日はそのあたりを、もう少し詳しくご説明したいと思います。
これまでのドッグフード=ドライフードとウェットフード
フレッシュフードの特徴を理解するためには、ドッグフードとして一般的にイメージされるドライフードやウェットフードについて先に整理したいと思います。
ドライフードは、粉状またはペースト状にした原料を専用の機械に投入し、およそ140度の高熱で加熱・加圧・成型したものを乾燥させたあと、最後に風味付け等のために油を吹き付けるのが一般的な工程です。比較的安価に手に入る・常温保存ができる・簡単に給餌できる、といった点で人にとって便利なのがメリットです。
ウェットフードは、原料となる肉などを加熱した後に、骨などの食べられない部分を取り除き、缶詰やパウチなどに充填し、加熱殺菌することが多いようです。ドライフードと同様に、常温保存できる・簡単に給餌できるというメリットはそのままに、ドライフードよりも風味や水分が残っています。金額はドライフードよりも高額なものが多くなります。
ドライフードもウェットフードも、長く利用されてきた歴史があり、飼い主からの信頼も厚いごはんです。
一方で、一部のドライフードやウェットフードでは、以下のような課題も指摘されています。
-
長期保存や品質維持のために添加物(防腐剤・増粘剤等)が使用されることがある
-
使用原料や製造方法の面では不透明なケースがある
-
高熱で処理することで、素材そのものの栄養素が壊れやすい
一方、「フレッシュフード」とは?
フレッシュフードは、2014年ごろにアメリカで誕生したと言われています。
以来、取り扱い企業数や利用者は年々増え、現在、フレッシュフードは米国におけるドッグフードの売上の20%以上を占めるとのデータもあります。
このように、米国においては市民権を得ていると言って過言ではないフレッシュフードですが、その定義はというと、アメリカでも明確に定まっていないのが現状です。
米国の大手フレッシュフード会社であるNomNom社では、以下の要件を満たす愛犬用の食事を、フレッシュフードと定義しています。
-
使用される保存料や添加物が少ない
-
保存料が少ないため、冷凍または冷蔵で保管される
-
加工が最小限で、使用した食材が判別できる
-
人間にとって馴染みのある食材を使用する
私たちなりに、ドライ/ウェットフードと、フレッシュフードは以下のような違いがあると考えています。
バディフードの強みは、端的に言えば、透明性が比較的高く、保存料等の添加物が含まれていないことが挙げられると思います。
また、食材そのものの風味が強いことから、一般的に食いつきが非常に良いと言われます。
フレッシュフードの、日本での現状とこれから
さて、フレッシュフードの特徴について色々と説明させて頂きましたが、では肝心の日本での普及状況というと、残念ながら、フレッシュフードについて「聞いたこともない」という方が大半という状況です。
日本で初めてフレッシュフードの会社が出てきたのが2019年前後、米国に遅れること5年です。
今はまだ普及しているとは言えないジャンルの食事ですが、米国では約10年弱かけて市場の20%を占めるほどになったことから、日本でも今後数年で広く普及していくごはんではないかと当社は考えています。
まったく新しいジャンルとして、飼い主たちの選択肢に
フレッシュフードが普及する最大の意義は、愛犬たち、そして飼い主たちに、ごはんについての新しい選択肢が提供されることだと考えています。
従来のドライフードやウェットフードにも、長持ちする、便利に利用できる、比較的安価である、といった、長く続けていく上での優れたメリットがあります。
ただ、以下のようなお悩みをお持ちの飼い主様は、是非一度、愛犬にフレッシュフードを食べさせてみてはいかがでしょうか?
-
人間から見て、より透明性の高い食材・調理工程で作られたごはんを食べさせてあげたい
-
安全な食材で食べさせてあげるためにフードを手作り・またはチョイ足ししているが、手作り・チョイ足しだと栄養バランスが整わないのが気になっている
-
ドライフードやウェットフードだと食いつきが悪い
-
自然と水分を摂れるごはんを探している
フレッシュフードが、皆さんにとって選択肢の一つとなるよう、私たちも引き続き努力していきます。